ユーマちゃんのブログ

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京大のE2授業 難易度・感想etc... まとめ

今年度、というかこれからもずっと僕はE2授業とかいう英語の授業を取って卒業しなきゃいけないのです。せっかくなので、E2授業の感想をだらだらと書いておきたいと思います。というのも、多くの人がE2の単位を取るのに苦労するらしいので。人社と一部、統合について書きます。

 

人社

☆2017 前期☆

Japan's Political Economy 水3 (日本の政経

難易度 4.5/5.0

めんどくささ 4.5/5.0

面白さ 4.0/5.0

感想: 日系人の米人教授がスライドを使って授業をします。完全に座学。内容はいたって普通。戦後の日本の経済と政治について時系列的に追っていきます。まじめにやろうとするとくそ大変。まず、毎週大量に予習分のテキストを読まなきゃいけない。しかし、これをさぼってもいけるっちゃいける。が、たまーに小テスト(合計30点分)があるので注意。最終レポートが70点分。かなりきつい。英語2000字以上。ただし、日本語3000以上でもOKという神対応あり。どちらにせよ面倒くさい。ちなみに僕は小テスト24点、最終レポートが63点でしたが、5日遅れて出したので20点減点されました。おっぱい。

 

 

☆2017 後期☆

Introduction to Educational Studies 月1 (教育的な研究・入門?) 

難易度 3.0/5.0

めんどくささ 5.0/5.0

面白さ 3.0/5.0

感想: やったら課題が多い。毎週本読んでまとめノート作らなきゃいけないし、毎週授業のまとめを書いて出さなきゃいけない。期末テスト20点+課題&出席点80点。授業は先生が少し喋った後、配られた議題について考えてまず一人で書く。それを周りの人と話し合う。最後に教授が適当に生徒を指して意見を言わせる。これらの繰り返し。授業難易度は本当にふつう。話し合う内容も本当にふつう。個人的には月曜の1限から何やらくだらんこと話し合わなきゃいけなくてだるかった。朝に強い人。課題を出したら確実に単位は来るので、どうしても確実に取れる単位を選びたい人におすすめ。

 追記: 3回ぐらい授業ブッチ&ポートフォリオ適当だったために78点でした。んー、ビミョい。弛まぬ努力をもってコツコツやる人向けなんで、まぁ僕には向いてません。

 

Natural Disaster Science月2 (自然災害科学) (統合群)

難易度 3.0/5.0

めんどくささ 4.0/5.0

面白さ 4.0/5.0

感想: 課題多い。まず最初の数週間は全員、手書きの英語レポートをやたら書くように言われる。それは先生曰く履修制限の代わりなんだとか。結果、最初は30人以上いた教室も後半は10人弱に。また、この授業は日本人の英語特訓講座と化している面があるので、留学生たちは露骨に暇そうな感じである(実際、英語を喋れない人が喋るのを待つなどの無駄な時間がかなり多かった)。しかし、授業の内容自体はとても面白い。と、個人的には思う。

ストイックな方。英語を鍛えたい方などにおすすめ。

 追記: 少しレポート出さんかった&ブッチしたけど96点いただいた。たぶん、積極的な授業態度(笑)みたいのがかなり重視されてると思う。ローリスクハイリターンお菓子プリーズ。

 

 

Pedagogy 水1(教育学)

難易度 4.0/5.0

めんどくささ 3.0/5.0

面白さ 4.5/5.0

感想: 面白いE2人社として割と有名。内容は教育の話かと思いきや、ほとんどが宗教・歴史・哲学の話。実践的な教育の話はあまりしない。内容は超難しいけど内容はとても面白い。胸張ってお勧めできる人社。ただ、結構人数制限が厳しいので取るのが大変。単位はほぼ確実に取れるし、取れるようにしてくれる。課題もそんな大変じゃない。大変じゃないけど俺は案の定、最終レポートを一日遅れで出したので5点減点。

 追記: 結果は80点。レポートをちゃんと出せば数値上は85点だけど、相対評価によって評価は変わらない可能性が高い。たぶん殆どの人に単位来てるはず。起きれるかどうかが勝負。

 

 

Contemporary Management 水3(現代経営学?)

難易度 1.5/5.0

めんどくささ 2.0/5.0

面白さ 3.0/5.0

感想: まごうことなき楽単。二回に一回のペースででりゃ単位出るしもうこりゃ素晴らしい。内容は現代の経営について、例えば社員の働くMotivationとかの要素や関係性をレクチャーされる。そのあとにグループでその話題について話し合って、代表者が前に出て少し喋る。内容も議題も割と実生活に基づいて考えられるとっつきやすい内容が多いので、取り組みやすい。クラスはとてもでかく、100人くらいいたと思う。履修制限なし。E2単位がほしいなら絶対に取るべき。これより楽な単位は存在しないので、これで無理なら諦めてくださいって感じだ。

 追記: 結果、84点。最後のプレゼンで前日締切のファイルを提出し忘れたための失点によりおそらくA→Bになった。やたら最後だけ締切に厳しかったが、他の小レポート3回は遅れて出しても半分の点数をくれる。まぁ楽なのでさっさと期限通りに出すべき。大して大変じゃない。

 

 

Critical Thinking 水4(批判的思考)

難易度 2.5/5.0

めんどくささ 2.0/5.0

面白さ 2.5/5.0

感想: これも楽単。出席点がほとんど。最後に一時限だけディベートがあるが、全然まともなディベートとは程遠いので、気にしなくても大丈夫。授業は先生が用意した厚い教材のコピーを使って進める。内容は全て「議論の正しさ・確かさ」。たとえば、こういう論理の組み立て方はダメでこうすべき、演繹法の使い方、自分の論理を肯定する実例の挙げ方etc…など。論文やレポートを書く時のベースとなる「前提」みたいのが身につく。毎回、先生がランダムに生徒を指して、該当ページを音読(この時間、暇)。その後、そのテキストについている演習問題を個人でやる。最後に先生が適当に誰か指して答えさせる、という形式。その演習問題はほとんど答えが一意に決まらないものなので、それぞれが思い思いの発言をする。割と面白い。注意点としては、出てくる単語が結構むずかしい(それはそう)ので、ちゃんと調べた方がいい。

ちなみに変な小レポートが毎週のように出た。あまりにもしょーもなかったので気にも留めなかった結果、何度かやり忘れた。

 追記: 結果は96点。レポートは2.3回出さなかったけどA+来た。欠席回数ゼロがでかい。休まず出ればA+が取れるって考えれば楽勝。ゼロリスクハイリターン。今期のベストオブ楽単。

 

以上です。

なんか意外と書く内容薄かった。後半になるほど楽であることは確かだね。

なんにせよE2授業というのは出席点がでかいのがほとんどなので、通える時間に取れる授業を選ぶべきだと個人的には思います。ちなみに、テスト100%って人社はほとんどないです。またなんか質問があれば。人よりはE2授業のことは多少詳しいので。