ユーマちゃんのブログ

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ミサイルとJアラート

今朝8/29、日本の上の方をミサイルが通過したらしいです。今回はその話に僕の「感想」を書くだけです。ちなみに、その時間僕は寝てました。

 

東日本ではJアラートが鳴ったらしいですね。僕は西日本にいるので残念ながら鳴りませんでした。

 

ネットではJアラートうるせぇ・意味ねぇとかJアラートに与えられる時間で助かる命がある、とか意見が衝突し合ってました。

それはともかく「じゃあそもそもミサイルは日本に落ちるの?」ってのと「Jアラートの意味って何?」という話が見過ごされがちかな〜と僕は思います。今回はその2つについて書きます。

 

まず「そもそも日本にミサイルは落ちるのか」という話です。日本にミサイルが落ちるとしたら

 

北朝鮮が日本を狙ってミサイルを打つ

北朝鮮のミサイルが偶然日本に落ちる

 

の2パターンあるでしょう。

では、まず①ですがこれが起こると思ってる人はかなり限られてるんじゃないかなと思います。日本にミサイルを狙って落としたら(狙ってなくても)、北朝鮮全土が焦土となること。少なくとも金体制が終わることは想像に難くないでしょう。現政権は北朝鮮のミサイルが日本に着弾するようなことはない、と思っているようですが、当然の認識だと思います。

そもそも知っての通り北朝鮮が日本を狙ってミサイルを撃ってるわけじゃありません。北朝鮮の地理を考えれば明らかなことで、長距離ミサイルを撃つためのスペースは日本海側にしかありません。実験可能な海に日本がある。それだけのことです。

 

したがって、冷静に見ている人の多くが②を心配してるわけです。本体はまだしも部品が欠けて日本に落ちてくる可能性は当然あります。

しかし、その確率は一体何%なのでしょうか。何事も確率を考えたら0にはできません。「あの飛行機がここに落ちてくる可能性は0.0…1%だ」とか「この家に隕石が降ってくる可能性は0.0……1%だ」とか考えれば考えるほど「0にはできない事故の可能性」が無限に列挙できると思います。

ミサイルだって同じ話ではありませんか。特にミサイル本体が偶発的に落ちてくる可能性を危惧することは本当に重要なのか甚だ疑問です。

これは、北朝鮮を信頼しろって意味ではありません。ただ、0にできないものを0にすることは無駄ではないか。という個人的な意見です。

 

 

では、これを踏まえてJアラートの意味を考えたいと思います。確かにJアラートによってもたらされた僅かな時間によって、ミサイル着弾時に多くの命が助かりうる、という意見はよくわかります。しかし、「ミサイルなんて落とすはずはない」ということを前提にした時(さっきも言った通り政府はこのように考えてると見受けられる)、じゃあJアラートの意義ってなんだろう。と思いました。

 

考えられる目的としては、僕は次のように思います。

 

①国民の命を可能な限り救うため(既述)

②国民を煽るため

③国民に安心を少しでも与えるため

 

特に②はよく言われる話です。今日のミサイル通過時のツイッターの動きを見てたらよくわかります。今までは殆どの人がミサイルなんて興味がなかった。どこか自分には関係ない、と思っていたはずです。

それ自体はミサイルが落ちる落ちないの議論を経れば逆に自然なことだと思いますが、Jアラートはそうはさせません。Jアラートが鳴ったために多くの彼らが初めて「自分のところにミサイルが落ちるかも」という恐怖を感じたのではないでしょうか。そしてそれは世論を動かす上でとても効果的なやり方である、ということは確かなことです。憲法や国防について議論が重ねられている現状と照らし合わせるに、十分あり得る話です。

別に僕は陰謀説を支持しているわけではありません。ただ、「Jアラートは世論を動かす素晴らしく効果的な手段だ」と言ってるだけです。一般的にそのようなことは「良くない」動きとされています。果たしてその真意は一体何なのでしょうかね。

 

これは主旨から外れますが、今朝のミサイルの件から、「日本の軍事力を高めるべきだ」と主張する方がおられます。僕は少なくとも今回の件に関しては無駄な議論だと思います。そもそもこのミサイルは、世界一の軍事力を持つ米に対しての威嚇です。米でさえミサイル発射を止められないのに、ましてや日本が最大限武装化したところで何が変わるんでしょうか。

仮に政府が国民を煽ろうとしているのであればそれこそ思う壺だわ〜と思います。

 

 

最後に③ですが、これは本当に個人的な感想です。

人は「安全」と「安心」が違う、という事を見落としがちです。どんなに安全な食材でも、心配性な人にとってはそれが中国産である限り安心は出来ないのです。

それはこの件に対しても言えるのではないでしょうか。あくまで、人が欲しているのは「安全」ではなく「安心」なわけです。彼らにいくら安全ですよ、と説いたところで彼らは絶対に納得しません。飛行機にさえ落ちるかもしれない恐怖で乗れない人がいるんですから。

 

ですから、国が国民を安心させることは1つの重要な行動なんだと思います。Jアラートだってそうだし、PAC3だってそうです。僕がどうでもいいわ〜と言っても、多くの国民にとっては必要なことなんだからしょうがないとは思います。(この話は某京大教授が仰ってた話を参考にしました。)

 

 

以上で、2つの話は終わりです。

一番言いたかったことをまとめると、

Jアラートは国民の命を守る以外にも用途がある。それをちゃんと意識して生きないと簡単に政府に騙されるぞ。ということです。

今や多くの人が持つスマホの殆どに政府からの警報が来る現状。これをもっと俯瞰的に見る必要があるでのではないでしょうか。